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糖尿病の種類

1型糖尿病とは何か、なぜ現れるのか

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人けのない教室で机の上に置かれたリュックと閉じた筆箱。窓から入る午後の光に照らされている。

1型糖尿病は、免疫の仕組みが膵臓でインスリンをつくる細胞を誤って標的にすることで現れます。残った細胞では必要をまかなえず、血液のブドウ糖が上がります。甘いものや暮らし方とは関わりがありません。この過程は、本人が何も気づかないうちに何年も前から始まっています。

膵臓の中には島と呼ばれる細胞の集まりがあり、その島の真ん中にあるベータ細胞がインスリンをつくります。1型糖尿病では、免疫の仕組みがこの細胞を異物と見なして、ひとつずつ壊していきます。これが自己免疫の反応です。ベータ細胞の大半が失われるとインスリンの流れが止まり、血糖は目標の範囲の上へ出て、そこにとどまります。

はじまりには、いくつもの要素が重なります。組織の適合に関わる遺伝子は危険を高めますが、その遺伝子を持つ人の多くでは病気はまったく出ません。遺伝の占める割合を数字で語る記事が別にあります。研究は環境の引き金を探しています。エンテロウイルスはこの一覧でもっともよく調べられている候補ですが、確かな引き金はまだ示されていません。砂糖の摂取、体重、暮らし方は、この姿の原因ではありません。

見られる多さは国によってはっきり変わります。北ヨーロッパでもっとも高く、東アジアでもっとも低く測られます。糖尿病のある人の中で、1型は小さな一片を占めます。

壊れることはある朝に始まるのではありません。血液の自己抗体、たとえば抗GAD抗体は、何の訴えもないうちに何年も前から現れます。指針はこの過程を三つの段階で定めています。

  1. 免疫の攻撃が始まります。自己抗体が血液に見られ、血糖は正常に進み、本人は何も感じません。
  2. ベータ細胞の喪失が進みます。血糖が目標の範囲の外へずれ始めますが、訴えはまだありません。
  3. 残った細胞では足りなくなります。のどの渇き、頻繁な排尿、体重の減少、疲れが現れ、診断の多くはこの段階で下ります。

症状は速く来ます。学校のかばんが急に重くなったようになり、夜ののどの渇きが眠りを断ち、朝食のあとでも疲れが消えません。多飲と多尿、つまり強いのどの渇きと頻繁な排尿は、この姿でもっとも目につく二つです。子どもではケトアシドーシスで幕が開くこともあります。この記事はその緊急の姿の合図には入りません。

年齢の区切りはありません。大人では壊れ方がよりゆっくり進むため、姿は静かに開きます。この遅いかたちはLADAと呼ばれます。この姿は、はじめは2型糖尿病のように見えます。区別は二つの測定ではっきりします。抗GAD抗体は免疫の攻撃のあとを示し、Cペプチドは膵臓自身のインスリン産生がどれだけ残っているかを語ります。

よく聞くこと分かっていること
子どもの病気である診断がもっとも多いのは子どもと若い大人。大人で始まる1型糖尿病もある
甘いものの食べすぎで起きる食事が破壊を始めるのではない。原因は自己免疫の過程
太っていることと関わるやせることは診断の前によく見られる。原因ではなく結果
2型糖尿病の重いかたち別の病気。仕組みはインスリン抵抗性ではなくインスリンの欠乏

診断のときに最初に来る気持ちは驚きです。しかし、ある晩に何か悪いものを食べて1型糖尿病になる人はいません。診断のあと、残ったベータ細胞はしばらく働き続けます。ハネムーン期と呼ばれるこの合間では、外から入れるインスリンの必要が低いままで進みます。合間が閉じるにつれて必要はふたたび高くなります。自己免疫の過程は後ろで止まっていないため、その合間は続くものではありません。

参考資料

  1. Lucier J, Mathias PM. Type 1 Diabetes. In: StatPearls. Treasure Island (FL): StatPearls Publishing; last updated 5 October 2024.
  2. Diaz-Valencia PA, Bougnères P, Valleron AJ. Global epidemiology of type 1 diabetes in young adults and adults: a systematic review. BMC Public Health. 2015;15:255. doi:10.1186/s12889-015-1591-y
  3. O’Neal KS, Johnson JL, Panak RL. Recognizing and Appropriately Treating Latent Autoimmune Diabetes in Adults. Diabetes Spectr. 2016;29(4):249-252. doi:10.2337/ds15-0047
  4. Wong TWC, Wong MYS, But WMB. Features of partial remission in children with type 1 diabetes using the insulin dose-adjusted A1c definition and risk factors associated with nonremission. Ann Pediatr Endocrinol Metab. 2021;26(2):118-125. doi:10.6065/apem.2040202.101
  5. World Health Organization. Diabetes (fact sheet). Geneva: WHO; 14 November 2024.
  6. International Diabetes Federation. Type 1 diabetes. Brussels: IDF; accessed 5 August 2026.

この記事は情報提供のみを目的としています。病気の診断でも、治療や用量の指示でもありません。治療の決定は、いつも主治医と一緒に行うものです。

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